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FOOD&LIFE 大中華圏(グレーターチャイナ) エグゼクティブ・ディレクター 荒谷和男氏インタビュー:広東省のおかげでビジネスがしやすくなった
来源:羊城晚报 云上岭南 作者:孙晶、孙绮曼、严锦程 发表时间:2024-06-17 16:22

作为素有美食之都美誉的广州,外来餐饮的加入成为一道靓丽的风景。而曾经风靡餐饮界的回转寿司连锁企业寿司郎在广州接连开店后,对于粤港澳大湾区的新发展有了更详细的布局。日前,寿司郎母公司FOOD&LIFE大中华区执行董事荒谷和男接受羊城晚报记者专访时,就回应了企业的数字化创新和在大湾区实现新发展等相关问题。

中国広州が「グルメの都」として知られるように、多くの国際的な飲食店が広東省に進出することが加わり、美しい都市風景となっている。日本で一番人気な回転寿司チェーン店「スシロー」は、広東省、香港、マカオのグレーターベイエリアへの出店が相次ぎ、新しい市場の開発にはより詳細なレイアウトがもたらす。このほど、スシローの親会社である「FOOD&LIFE Greater China」のエグゼクティブ・ディレクター、荒谷和男氏は、羊城晩報の記者の独占インタビューに応じ、企業のデジタル・イノベーションと、グレーターベイエリアでの新しい展開に関する問題に答えた。

谈创新:总部研发出有更多想象空间的数字寿司系统

イノベーションについて、本社はさらに想像力を駆使してデジタル寿司システムを開発

工作日的广州天河万菱汇广场,中午十二点左右寿司郎店门前已经有顾客在等位了。“两个人吃130元就吃得很饱了,感觉挺划算的。”有顾客这样评价这家餐厅。

平日の昼12時頃、広州天河万菱広場では、すでに「スシロー」の店の前に席待ちの客がいた。 「2人で130元でお腹いっぱい食べられ、コスパはかなり良いと感じます。」という客のコメントがあった。

寿司郎是一家日本老牌日料品牌,其前身是1975年在日本大阪开业的“鲷寿司”,直到1984年才正式以经营回转寿司为主业。“我们做回转寿司是把当时高级料理店才能吃到的食物变成了更大众化的回转寿司。”荒谷和男介绍“比如说有很多寿司我们把价格设定为100日元。”

スシローは日本の老舗和食ブランドで、その前身は1975年に大阪で開業した「鯛すし」である。回転寿司店として正式に本業に乗り出したのは1984年のことだった。 「回転寿司をやったことは、当時は高級レストランでしか食べられなかったものを、より大衆的でポピュラーな回転寿司にすることでした」。荒谷和男はこう説明した。「例えば、値段を100円に設定した寿司がたくさんあります。」

这个实惠的策略助力寿司郎从2011年到2022年连续12年在日本回转寿司界获得营业额的第一名。

スシローはこの手頃な価格戦略により、2011年から2022年まで12年続で日本の回転寿司業界で売上高第1位の座を確保していた。

当然,谈到企业的核心竞争力,荒谷和男的回答显得有点“普通”——最重要的一点就是美味。而美味的背后,必然还有企业的不断创新。

会社のコアコンピタンスとなると、荒谷和男の答えは少し「普通」である。一番大事なのはおいしさでありながら、当然、おいしさの裏には、必然的に企業の絶え間ない革新がある。

“创新方面,我们与科技结合,在日本国内实验性地导入了一个叫数字寿司郎系统,这是寿司郎独有的系统。我们会在每一个寿司碟上装一个芯片,每一碟寿司在回转带上运行的距离达到设定的长度就会自动废弃,以此来保证每一碟寿司都是非常新鲜的。”荒谷和男还透露,“这个芯片的作用远不止于此,它通过跟寿司碟前面的菜牌芯片的联动识别这个碟上是什么寿司,进而判断这个门店的客人更喜欢哪些品种的寿司。通过数据分析,寿司郎就可以更好地实现门店的管理和配货。”

「イノベーションという点では、スシロー独自の「デジタル・スシロー・システム」と呼ばれるシステムを試験的に導入しました。寿司の円盤にチップを取り付け、回転ベルトの上を走る距離が一定の長さに達すると、寿司の円盤が自動的に廃棄される仕組みです。これによって、どの皿の寿司も、客が食べるときには新鮮な状態で提供されます。」また、荒谷和男は次のようにも語っている。「このチップは、寿司皿の前にあるメニューチップとリンクすることで、皿の上にある寿司の種類を識別し、店の客がどの種類の寿司を好むかを判断します。データを分析することで、スシローはより良い店舗営と流通を実現できます。」

数字化的发展和创新带来更多可能。“我们希望能够成为一个国际的连锁餐饮,所以我们也在积极向海外拓展,并一直都在思考如何创新,让顾客有一个更愉悦更有趣的回转寿司体验。我们的数字寿司郎系统,在每个座位有一个非常大的屏幕,屏幕呈现回转寿司的商品以及介绍,顾客也可以在上面点单,还可以通过屏幕玩游戏,获取小礼品,极大增强了顾客全新的回转寿司体验。”荒谷和男表示,目前这套全新的数字寿司郎系统已在日本部分门店应用,这样的数字化创新应用也有望推广到日本以外的市场。

デジタルの発展と革新が、さらなる可能性をもたらした。「スシーは国際的なレストランチェーンになりたいので、海外進出も積極的に行っていますし、お客さまにより楽しく面白い回転寿司体験をしていただくために、どのようなイノベーションができるかを常に考えています。当社のデジタル・スシー・システムは、各席に非常に大きなスクリーンを設置し、回転寿司のネタの紹介や注文ができる。そのほか、スクリーンを使ったプチプレゼントや、ゲームなどもあり、お客様の新しい回転寿司体験を大いに盛り上げています。」荒谷和男は、この新しいデジタル・スシー・システムはすでに日本のいくつかの店舗で応用されており、このようなデジタル・イノベーションの応用は日本以外の市場にも拡大される見込みであると述べた。

谈融合:大湾区的营商环境更适合企业加速发展

統合について グレーターベイエリアのビジネス環境は、企業が発展を加速させるのにより適している

要做国际连锁,中国市场一定是重要的布局。自2021年在广州东方宝泰广场开设内地首店后,寿司郎就加快了在粤港澳大湾区开店的速度,不仅在广州正佳广场、万菱汇、悦汇城、美林M.LIVE天地、北京路粤潮楼落地,还在深圳、佛山、东莞等地开店。

際的なチェーン店になるためには、中国市場は必ず重要なレイアウトである。2021年に広州東方宝泰ショッピングセンターで中国に初出店して以来、スシローは広東、香港、マカオなどのグレーターベイエリアへの出店ペースを加速させ、広州正佳ショッピングセンター、万菱匯、越匯城、美林のM.LIVEワールド、北京路の粤·潮楼だけでなく、深セン、佛山、東莞などにも持続的に上陸している。

“寿司郎2011年就在海外开了一家门店,到2023年12月末,寿司郎海外的门店数已经达到148家,占总体门店数的20%。”荒谷和男告诉记者,在进入粤港澳大湾区尤其是广东市场的时候,寿司郎更看中的是这里的消费习惯和供应链。 

「スシーは2011年に海外に出店し、2023年12月末までにスシーの海外店舗数は148店舗に達し、海外での店舗数は、すでに全体の20%を占めています。」荒谷和男は記者団に対し、広東、香港、マカオのグレーターベイエリア、特に広東市場に参入する際、スシーはこでの消費習慣やサプライチェーンにより興味を持ったと語った。

“广东的消费力真的是非常强,尤其是周末,大家不愿意宅在家里,而是会外出就餐。所以我们门店周末一般都是大排长龙的。” 荒谷和男在寿司郎刚举行了一场在顺德的鳗鱼产地直播之后谈到广东市场,更多提到了本土的食品的供应商。

「広東省の消費力は本当に強く、特に週末は家にいるのがもったいなくて外食する人が多い。そのため、週末になると店は常に大行列になります。」荒谷和男は、広東順徳にあるスシローの鰻のサプライ工場で生中継を行った後、広東省の市場状況についてより多く語った。

“我们部分食材来自中国,比如跟顺德的鳗鱼工厂已经合作了十几年了,从寿司郎在中国还没有门店的时候,日本当地用的鳗鱼就已经是从顺德拿过去的。”荒谷和男透露。作为1994年就入职寿司郎的老员工,荒谷和男曾经担任过寿司郎首次在日本中部地区开店时担任寿司郎热田店店长,如今履职大中华区执行董事,拓店经验丰富的荒谷和男坦言:“粤港澳大湾区今后是一个不断腾飞的地区,寿司郎非常希望能够跟更多的大湾区的企业有更深入的合作。”

「スシーの原料の一部は中国産です。例えば、広東順徳のうなぎ工場とは10年以上の付き合いで、日本で使われているうなぎも、スシーが中国に店舗を構える以前から順徳からうなぎを日本に取り寄せています。」荒谷和男はそう明かした。1994年にスシーに入社したベテラン社員である荒谷和男は、スシーが初めて日本中部地方に出店した当時、スシローの熱田店の店長を務め、現在は中華圏の執行役員を務めている。出店経験が豊富な荒谷和男は、「広東、香港、マカオは今後も飛躍し続ける地域であり、スシーはグレーターベイエリアのより多くの企業とより深い協力関係を築きたいと強く願っています。」と語った。

对于企业能够不断快速发展,荒谷和男认为,广东省在营商方面给予了企业非常多的优惠政策和大力的支持“让我们在做生意方面更加得心应手,更容易去做事情。未来,寿司郎还将加大在大湾区的布局。”

企業が今後も急成長を続けられるかについて、荒谷和男は広東省が企業に非常に良い政策と、ビジネスをより順調に行う上での強力なサポートを与えてくれていると語った。「スシーは今後、広東省を拠点として、グレーターベイエリアでさらに発展していく予定です。」

文|羊城晚报记者 孙晶 孙绮曼

图|视觉中国(署名除外)

翻译|刘佳慧