【雲上嶺南·日语】山海計画が北海道で新たな広東映像の力を披露
山海计划相约北海道,展现岭南影像新锐力量
金秋の10月、「山海に向かう」若手監督支援プログラム(以下、山海計画)が2024年度の山海展映季の幕を開けます。初回イベントは10月14日に日本の札幌で開催されます。第19回札幌国際短編映画祭の開催に合わせて、山海計画は海外の観客に向けて三本の広東の物語短編を特別上映し、映画の力で異文化交流を促進する一連のサロン対談イベントも行います。本イベントは羊城晚報報業グループが主催し、札幌映画委員会が支援、北海道大学大学院文学研究院が学術的な支援を行い、映画空气株式会社と月満社株式会社が協力しています。
山海展映季の北海道イベントでは、羊城晚報報業グループが制作し、山海計画の支援を受けた三本の広東の物語短編が上映されます。これらの短編は、海外の華人の個々の経験とグローバルな歴史が交錯し、真実、記憶、想像が融合して本物の映画の瞬間を生み出します。
三本の短編は、粤港澳大湾区の新世代監督によって制作され、2023年に山海計画に選ばれ、創作支援金を受けて撮影されました。黄文礼監督の《海水泡の茶はどんな味?》は、粤北の清遠で撮影され、ベトナムの帰還華人の過去を描いています。香港出身の若手監督、蘇泽朗は家族三代の物語を《家庭旅行》として映像化し、香港で撮影しました。《The River That Holds My Hand》は、粤東の潮州とベトナムのホーチミン市で撮影され、若手監督の陳堅杭は、二つの場所で同じ郷愁を映し出そうとしています。三本の作品は粤語または潮汕語で撮影され、これらの方言は華人が世界中に広め、代々受け継がれています。
特に、《海水泡の茶はどんな味?》は、10月中旬に開催される第19回札幌国際短編映画祭にノミネートされ、正式に上映される予定です。今年4月にはモスクワ国際映画祭で世界初上映も果たしました。
山海展映季北海道イベントは、山海計画が海外で開催する二回目の上映イベントで、昨年10月にはマレーシアの吉隆坡で行われ、多くのマレーシアの映画関係者や華人青年、中国留学生が観覧し、交流を深めました。
映画の力で異文化交流を促進
本イベントでは、山海計画の若手監督が観客と映後のインタラクションを行い、日本の映画界や学界の代表者と対談します。
近年、多くの国際映画祭で評価を受けている日本の監督、長沼里奈も対談ゲストの一人で、彼女は故郷の札幌を拠点に多くの受賞作を制作し、中国のマカオを含む国際チームとの映画プロジェクトに取り組んでいます。北海道大学文学部の映画学者で評論家、堅田諒氏も参加し、アジアの映画産業や創作、映画と異文化交流の相互作用について議論を展開します。
このイベントは札幌映画委員会の大力支持を受けており、同委員会の代表、芳贺優菜も現地で、札幌市が推進する映画の国際交流や市場の国際化についての実践と経験を共有し、中国のクリエイターに札幌の映画支援政策を紹介します。
(札幌映画委員会がイベント情報を発表)
北海道の華人若手監督、映画研究者の崔鹏氏と、日本の北海道大学で新聞学を学んでいる李曼葛氏が本対談の司会を務めます。
第19回札幌国際短編映画祭の開催に合わせ、山海展映季の北海道イベントは映画祭のゲストや観客との交流を目的としており、予約不要で無料入場が可能です。
山海计划相约北海道,展现岭南影像新锐力量
金秋十月,“向山海走去”青年导演创作扶持计划(以下简称山海计划)拉开2024年度山海展映季的序幕,首站活动将于10月14日在日本札幌举行。
时值第19届札幌国际短片电影节举办,山海计划将为海外观众特别放映三部岭南故事短片,并举办一系列沙龙对谈活动,以电影之力促进跨文化交流。
本次活动由羊城晚报报业集团主办,札幌电影委员会支持,北海道大学大学院文学研究院提供学术支持,电影空气株式会社、月满社株式会社协办。
三部岭南故事短片将亮相北海道
山海展映季北海道活动将放映三部由羊城晚报报业集团出品、山海计划扶持创作的岭南故事短片。在三部短片中,海内外华人的个体经历与全球历史交织在一起,真实、记忆与想象汇聚成真正的电影时刻。
三部短片均由粤港澳大湾区新生代导演执导,他们于2023年入选山海计划并获得创作扶持金用于拍摄短片。其中,由黄文礼执导的《海水泡的茶是什么味道》,在粤北清远取景拍摄,讲述越南归侨往事。来自香港的青年导演苏泽朗将家中三代人的故事化为《家庭旅行》,影片在香港拍摄。《The River That Holds My Hand》则在粤东的潮州和越南的胡志明市取景,青年导演陈坚杭试图用镜头在两地捕捉同一缕乡愁。三部影片以粤语或潮汕话拍摄,这些岭南方言曾随华人华侨去往世界各地,代代传承。
值得一提的是,《海水泡的茶是什么味道》已入围10月中旬举办的第19届札幌国际短片电影节,将在电影节上进行正式放映。今年4月,该片还曾在莫斯科国际电影节进行世界首映。
山海展映季北海道活动是山海计划第二次在海外举办放映活动。去年10月,山海展映季吉隆坡活动在马来西亚举行,山海计划短片首次与国际观众见面,吸引了众多马来西亚电影人、华裔青年以及中国留学生等前往观影和交流。
以电影之力促进跨文化交流
本次活动中,山海计划青年导演将和现场观众进行映后互动,并与日本电影界和学界的代表对谈。
近年在世界各电影节展屡获肯定的日本导演长沼里奈是对谈嘉宾之一,她曾以家乡札幌为原点,拍摄了多部国际获奖作品,如今正与包括中国澳门在内的国际团队展开各种电影项目合作。来自北海道大学文学部文学研究院的坚田谅,是日本著名的电影学者和电影评论家,这次他将围绕亚洲电影产业与创作观察、电影和跨文化交流的互哺等话题展开探讨。
活动获得札幌电影委员会的大力支持。札幌电影委员会代表芳贺优菜也将来到现场,分享札幌市推动电影跨国交流和电影市场国际化的实践和经验,并面向中国创作者推介札幌的电影扶持政策。
北海道华人青年导演、电影研究者崔鹏,以及日本北海道大学新闻学硕士李曼葛,将担任本次对谈的主持人。
时值第19届札幌国际短片电影节举办,山海展映季北海道活动将面向电影节嘉宾和观众开放交流,活动无需预约,免费入场。
文 | 记者 李丽
翻译 | 赵凡
英文审校 | 王枥焓